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Posted by ミリタリーブログ at

2019年08月15日

革いじり

友達にあげたホルスターを借りてきた。



今はなき新橋銃砲玩具店製のニューナンブ用。
実物から採寸したと言うだけあって
かなり再現度が高い。
ほったらかして染みが出てしまったので
引越しの手伝いに来た友達にあげちゃった
のだが、よく考えたら「今の自分の技量
なら、コピー出来んじゃね?」となって
型紙を取るために借りてきたのだ。

実は新橋銃砲玩具店のSIG用ホルスターは
当時自分が持っていた実物をお貸しして
それから型を取ったものだったので、
今度は逆になるw


見てみても特別な部品もないし、順序よく
作っていけばさほど難しくはなさそうだ。



この辺りの部品も、市販品で購入出来る
ものばかりだし。


白ハーネスの汚れが酷いなぁ。
そもそもこのホルスター、実物と大きく
異なるのが革の質。安価なオイルレザーを
使っているのだが、実物はヌメ革を多用
している。
白ハーネスって何革だったっけなぁ。

ま、ぼちぼちやってきますかね。
型紙取るのは、以前とっちーさんから
伺った、ばらさなくてもいい方法ってのを
試してみようかと思う。  

Posted by アリ at 15:18Comments(0)Nest`s DiaryHolster

2019年08月14日

お出かけ

これからお出かけ

気分的にDEA系のアンダーカバーなのだが
(というかこっちにバッジ3種類しかない)
合わせるコーデはなにが良いだろう?

パンチの効いたブーマーか


小さくてもパワフルなマグナムセンチか



こんなことで小さく悩むのも楽しみのうち  

2019年08月11日

出稼ぎ

お友だちのhkさん家に出稼ぎw




送っておいた工具なんかを使って
hkさんのマグナムセンチの加工を
やってきた。



参考にしたのはこの辺り。



結構いい感じにラインを再現出来た
かな?
やはりマグナムフレームとノーマル
フレームでは段差が出来るのは仕方
ないようだ。


打ち上げの帰りに美味しいキューバ
サンドの店を見つけたりしてなかなか
有意義な出稼ぎだったw

  

Posted by アリ at 19:51Comments(0)Nest`s DiaryToy gun customize

2019年08月10日

老黒鷹

僕が彼を知ったのは、この世界に入って
比較的早く。買い漁っていた月刊Gunの
1年前の特集記事を読んでだった。

「ニュースーパーブラックホーク」の
「ニュー」が何を意味するのか、その時の
自分には理解することが出来なかったが、
魅力については十二分に感じることが出来た。

ブルースチールの輝き、スラリと伸びた
力強いバレル。44マグナムでもまったく
不安を感じさせない、ノンフルーテッド
シリンダー。ハンマーを起こすと覗く、
安全性の高いトランスファーバー。特別に
取り付けられた真鍮製のトリガーガード
などなど。

当然モデルガンで欲しい。
調べてみるとコクサイとスズキが数年前
までABSモデルガンで販売していたことを
掴んだが、時はエアガンブームで既に
モデルガンは斜陽。金のない中学生には
とても手が届く存在ではなかった。

その後大人になってスズキの物を入手したが
そもそもウエスタンアームズの金属モデル
ガン以外は「ニュー」がつかない、ただの
スーパーブラックホークであることを
既に知っていた僕はなんとなく熱が冷め
金欠の折りに手放してしまった。
(もったいない)
マルシンが良い外観のニュースーパー
ブラックホークをガスガンで出してはいるが
やはりモデルガンで欲しいんだよなぁ、と
思っていたら転機が訪れた。

先日の日記でも書いたが、オクに出ていた
コクサイのスーパーブラックホーク。
錆びだらけだったためか安価で入手したが
見てみると天ぷらモデルなのに、特有の
割れなどが見受けられない。
当初の予定では切った貼ったしてマグナ
ポート社のカスタムにしようと目論んで
いたのだが、これは整備してコレクション
することにした。

100均で買った金ブラシなどで錆を落とす。


いいじゃないか!
ニューはつかないが、スラリとしたバレルが
美しい。


ニューとそうではないブラックホークの
一番の違いはこのフレームのスクリュー数。
ニューになると1本減って2本になる。
そういや昔、干鱈さんが3本の内の1本を
貫通しないように加工して、ラミネート
ストックの付いたスコープ載せニュースーパー
ブラックホーク作ってたなぁ。


目立たないけどここもニューとオールドでは
違う。ニューの方はグリッピングを確実に
するためにグリップフレーム自体を延ばした
らしい。故にニューとオールドではグリップ
の互換性が無いんだとか?


錆の酷かったセンターピンも、それを留める
プランジャーも一応見れる程度にはなった。
最終的にはリブルーしないとダメだろうなぁ。


ローディングゲート。
古いシングルアクションリボルバーの
モデルガンにはよくあることだが、ハンマー
ダウン時のシリンダー位置が悪いと、この
ようにシリンダー後面にファイアリングピン
が干渉してガリゴリ削れてしまうのだ。
ちなみにカートが1発しかついてこなかった
ので、ブルドッグの44スペシャルダミーを
入れようとしたら径が足りなかった。
この頃から小さめのカートを使っていたようだ。


真鍮製?のファイアリングピン。
見たところ変形も少なく、元オーナーが
ほとんど使っていなかった事がわかる。
こりゃ大切にしてやらなきゃなぁ。


ニューに比してもっさりしたハンマーだが、
これはこれで味があるなぁ。


故あって我が家に来た、老いた黒い鷹。
のんびり羽根を休めてもらうことにしよう。
  

Posted by アリ at 13:05Comments(0)Toygun

2019年07月27日

ウィークエンド

やっと来ましたウィークエンド。
金曜の晩はハマで友達と待ち合わせて
野毛で呑んだり食ったりしつつ、
Gun談義に花を咲かせてみたりして。

カラオケでお互いの愛銃を自慢しあった後
預かってもらってたり、譲ってもらう約束
をしていたものを引き取ってきた。

当然今の環境では大っぴらに銃を
広げられるような状況ではないので、
近所の漫喫に入り、監視カメラを窺いながら
引き取ってきた新しい子達を吟味してみる。
漫喫の暗い照明下なので写真が荒いのはご勘弁。


まずはこの子、
コクサイのスーパーブラックホーク。

各メーカーがやたらブラックホークを
作ってた頃に発売されたもので、プラ
では他にスズキが作っていた。
いわゆる天ぷらモデルという奴で
亜鉛合金のシャシーにABSの衣を
被せてあるので、見た目より重く剛性も
あるのだが、金属とプラの収縮率の違い
から、割れたりすることが多い。
今まで見てきた中古の個体も大概バレル
などに割れが見られたものだが


この子はとても綺麗な状態を保っている。

見てみると錆が酷くて


これが原因?でとても安く手に入れたのだが
当然発火済みかと思いきや、バレルが綺麗で

恐らく未発火のままずっとどこかにしまって
おかれて、湿気で金属パーツはやられたものの
比較的穏やかな環境だったので割れ等を
生じずにいたのだろう。


シリンダーの中も綺麗なまま。
やたら分厚いインサートに驚いたけどw


旧型のスーパーブラックホークなので
トランスファーバーがない。
ローディングゲートを開けても
シリンダーはフリーにならず、
ハンマーをクォーターコックして
やらなければならない。


弾は1発だけ付属していた。
まぁ撃つものでもないし、奇跡的に
綺麗な状態で来たのだから、掃除して
大切にしよう。

次はこれ、

お友達のスギさんとこから来た

チーフスの3インチ。
一応M60の3インチということらしいが、
M60にはテーパードバレル付きの3インチが
存在しないようなので、M36のクローム
メッキモデルということにしてる。

毎回思うけどタナカは良いモデルガンを
作る割りに考証に弱いとこがあると思う。
これや、センチニアルの3インチみたいに
存在しないものを普通に出しちゃうし。
M442のニッケル?なんてもの出さずに
なにも書いてないサイドプレート付けて
クロームメッキかけてM640とかで
売ればいいのにやらないし。
勿体ないよなぁ。


めっちゃメッキが綺麗だ。

なのにシリンダーには押しピンの痕が
くっきりと…。こういうとこも勿体ない。


バージョン2だから実グリップをポン付け
することは出来ない。



バジャーとか着けたらカッコいいだろうな。


そういや久々にこの子ともご対面♪

マグナムセンチ。

やはり突貫だったからか、少しヒケが
出てしまっていた。


まぁこれはいずれゆっくりやろう。
ジーナス盛ったとこは全然綺麗なままだし。



これにも試しにバジャーを履かせてみる。
悪くないねぇ。

なんかコソコソしなきゃいけないのが
窮屈ではあるけど、趣味の物に囲まれて
過ごすのはやはり気分が良いねぇ。  

Posted by アリ at 12:56Comments(0)Nest`s DiaryToygunStock

2019年07月21日

アンクル大好きアンクル?

久しぶりに大雄へ


色々見て回ってたら、ホルスターの
コーナーでちょっと驚く発見


デサンテスのアンクルホルスター
なんで驚いたかというと、まさにその時
自分の足首に着いてた(!)エイカーの
アンクルにそっくりだったからだ。

早速購入してみたので比較してみる。


よく似てる。
違うのはデサンテスにはストラップが
着いてることくらいか。


こちらはエイカー
ストラップが無く、ゴムで出来た本体の
張力で銃を保持している。故にとても
キツい。元々オクで未使用として入手
したのだが、普通のABSチーフスを入れ
ようとしたらミシミシ言ってとても怖い。
前オーナーさんもそれで使わなかった
のだろう。僕も比較的頑丈なペガサス
じゃないと怖くて使えない。


裏には起毛素材が縫い付けられていて
足首への負担を和らげてくれている。


こちらはデサンテス
やや硬めのゴムバンドで整形されていて
その分少し余裕を持たせてある。


作りは元々持ってるオート用によく似てる。


裏はスエード張りのクッション付き。
この感じがデサンテスだよなぁ。


エイカーは表にロゴがあったが、この子は
内側にメーカータブが付けられている。

銃を入れてみよう。
まずはエイカー


ピッタリとした感じにゴムバンドの本体が
銃を締め付けて、全く不安感がない。


トリガーガードを引っかけるように
縫い付けられた革のタブと、ゴムの
張力でがっちり押さえつけられている。
このゴムのおかげで、どちらかというと
チーフスより、フレームのラインが
なだらかなセンチニアルやボディーガード
向けと言える。


デサンテス
こちらは少し余裕がある。
ストラップで押さえる構造というのも
あるだろう。


トリガーガードを引っかけるタブも
エイカーに比して小さめだ。
リホルスターも比較的楽に出来る。


もしや、と思ってブーマーを入れてみたら
結構すんなり入ってしまった。エイカーじゃ
怖くて出来ない(笑)。


ブーマー入れられるアンクル欲しかった
んだよね。こりゃ掘り出し物だわ。

しかしなんかアンクルホルスターだけ
増えていくなぁ。
アンクル大好きおじさんの称号を
受けるのも近いかもしれない(笑)  

Posted by アリ at 14:35Comments(0)Holster

2019年07月15日

再会

今朝は新宿のホテルで目が覚めた。
昨晩ゴールデン街で呷った酒も、
綺麗に抜けてくれたようだ。

連れと遅い朝飯を楽しみ、駅まで
送ってから、腹ごなしに中野まで
歩くことにした。

Back-upに顔を出すのは久しぶりだ。
社長もお変わりなくて良かった。



以前から探していた44口径弾用の
スピードストリップを買い求める。
これでブーマーの戦闘力がアップだぜ。

その後は友人のhkさんのお家にお邪魔
する。お手製のすんごく美味しい冷し
中華をご馳走になってから、コーヒー
をいただきつつ、いつものGun談義に。




hkさんのお家は趣味の宝物庫みたいな
所なので、話が進むにつれて机上の銃が
どんどん増えていく(笑)。

僕のマグナムセンチも見てもらった。




hkさんも小さいマグナムが大好きなので
握るとニヤニヤしてしまう。
hkさん自身、M640PROを作っている最中
とのこと。

代わりにすごいエロいリボルバーを見せて
いただいた。



一見普通なのだが…



リアサイトブレードがカスタム品に交換
されている。




サイトピクチャーが向上するのはもちろん
見た目もかなりセクシーになる。
これは良いカスタムだ。




趣味の話はあっという間に過ぎてしまう。

こちらにいる間、代理で受け取って
いただいているヤフオクの落札物などを
確認してお家を辞去したが、いずれ
hkさんのマグナムチーフスをセンチ化
したりするので、まだまだ何度も足を
運ぶことになりそうだ。

hkさん、ごちそうさま&
ありがとうございました!  

Posted by アリ at 16:53Comments(0)Nest`s DiaryToygun

2019年07月04日

愛銃たちを想う日々…



自宅を出て数日

今は元職場でもある、関東のとある
研修施設に身を置いてます。

勉強するためだし、6人部屋だから
自由がなかなか利かなくて、てっぽー
触ることも出来ず悶々としてます。



しばらくあの子たちとも会えないなぁ…。

直前に買ったあのグリップもしばらく
握れないとは…。





でも


負けないもんね。
昨日ようやっと届いた荷物。

その中に…、





さしおりこの子たちで
夏を乗り切るしかない!?  

Posted by アリ at 06:30Comments(0)Nest`s DiaryToygunStock

2019年07月01日

センチ、無理矢理概成

もー



なんとかしましたよ。
ギリギリまで。

向こうに送る荷物に工具とかも
あったからもう突貫で。



オリジナルのエキストラクターロッドを
ぶった切って



別の銃のロッドから部品取って


互い違いになるように整形して



接合!


その他ファイアリングピンの周りを
作ったり



写真撮り忘れたけどサイドプレートの
ねじ増設したり。

ま、一応形になりました。



あとの細かいとこは、休みに友達の
hkさんとこの工房を借りてちょこちょこ
やることにします。

しかし



形にしてみて思うのは…



やっぱセンチ最高!!!!!!  

Posted by アリ at 00:55Comments(0)S&W M640-1

2019年06月28日

センチ、完成にはほど遠いが…

もう長い出張に出るまで3日しかない。
荒々ながら仕上げて、仮に塗装してみた。



まあ、それなり。
一番目立つはずのフレーム左側面の
接合部はほぼ見えなくなった。



が、右は瞬着盛りのため、気泡が
大分入ってしまい、まだまだ修正が
必要だ。



エキストラクターロッドも短いままだし
サイドプレートのネジもまだ着けてない。



高圧ガス受けの金具の跡は、
仕上げようとしたらパキンと取れて
しまったので、仕上げが後回しに
なってしまっている。



あとフレーム切断の際に一部欠損した
ファイアリングピン周りの仕上げも
やらなけりゃ。

あと2日で出来るかなぁ。

  

Posted by アリ at 21:11Comments(0)S&W M640-1

2019年06月27日

センチ前進

さて、ジーナス使うの初めてという
ことで、2日ばかり間を空けたが
もうそろそろいいだろう。

前回フレームのラインについて書いたが
よく考えたらウチに一番いい資料がある
のだった。



ブラックホークのデモンストレーター
モールドは甘いが、れっきとした
Jマグナムフレームの立体物だ。

比べてみる。



やはり少し肩が高いようだ。
下げるの前提で作業しよう。

手持ちのセンチからサイドプレートを
外してジーナスの上にマーキング。
ピラニアソーで慎重に切り出す。



切断面を見ると金属みたいだ。
強度もあるが切削性は高い。
こりゃ人気あるわけだ。


大まかに切り出して


裏の平面を出したら


リューターでマーキング通り削る!


次は圧入されているフォーシングコーン
を抜き出し


高圧ガスでフレームが削れるのを防ぐ
ためのパーツを外す。.357センチニアルは
ステンレスなのでこのパーツが無いのだ。

そこに出来た溝をボクシングして


黒い瞬着で埋める。


サイドプレートのラインが下がるので
フレーム側にも肉盛りをする。


で画像無いけどフレームをガリゴリと
削った現状がこれ。



接合部は綺麗に見えなくなってくれそう。


サイドプレートはまだラインの修正が
必要だ。


さて、今日は飲み会だからここまで。
明日はどこまで出来るかなぁ。
  

Posted by アリ at 17:00Comments(0)S&W M640-1

2019年06月26日

センチ考察

なんか違和感を感じて



センチの肩が高い気がする。

重ねてみると



やはり若干高いようだ。

そもそもハンマーシュラウドを活用
したセンチニアルはタナカのものでは
なく、過去にボディーガードから自作
したもの。旧フレームのサイズで製作
しているので、新フレームに着けると
フレームトップが厚い分、ラインが
上にずれるようだ。



帰ったらネットで見つけたこの資料と
比較してみるかな。



スピーゲルもあるから、着けてみて
この考えが合っているか検証もしよう。

などと考える夜勤明けの朝。  

Posted by アリ at 05:58Comments(0)S&W M640-1

2019年06月25日

センチ進捗

昨日のプレビュー数には驚いた。
みんな現行センチ好きなんだねぇ。
まぁ厳密には「今の仕様の」センチは
存在しないんだけど。まぁそのうち
刻印とかガス受け金具とかは処置
するので。

今日は我慢出来ずに仮組してあった
センチをニヤニヤしながら眺めた後、



別に保管してるサイドプレートの加工
に入った。
今着いてるのはガスで作った時の
サイドプレートなのだ。

初めてジーナス使ってみた。
昔使ってたポップメタル(金属パテ)に
比してもまぁまぁ使いやすい。


固まるまで我慢がまん。

あと取り付けたハンマーシュラウド
部分が以前ボディーガードから作った
センチから外したものなので、幅が
0.3ミリ足りなかったのを、黒い瞬着
使ってかさ上げしてみた。


この黒い瞬着と硬化促進スプレーの
お陰で作業が進捗するわぁ。

次に作業出来るのは夜勤明けの明後日か。
今週中に間に合うかなぁ。  

Posted by アリ at 00:07Comments(0)S&W M640-1

2019年06月23日

センチ、動く

ついにやっちまった…。


あと1週間で長く家を空けるので
今やるしかなかったのだが…

我ながら思い切ったことをしたものだ。



そう、ついにセンチニアル化に着手
したのだ。


以前作って、今ではジャンクと化した
センチニアルからハンマーシュラウド
部分を切り出す。



断面が綺麗になるよう、ピラニアソーで
慎重に慎重に


357チーフスの方はより慎重に、採寸して
ガイドテープに沿ってゆっくりと切断。


少し余白を残し、それを少しずつ削って
ハンマーシュラウド部との当たりを
取っていく。

概ね出来たらABS用接着剤で溶着させる。



溶着は時間がかかる上、ひけるので
その間、他の隙間に黒い瞬着を盛ったり
サイドプレートなどを加工する。


最初の写真だが、組み上げたらこうなる
予定。
さて、来週までになんとかなるのだろうか?  

Posted by アリ at 13:19Comments(0)S&W M640-1

2019年06月22日

1917

僕と彼との出会いは今から30年以上前
国会議事堂の前にある憲政記念館に
社会科見学に行った時のことだった。

当時てっぽうに興味を持ち始めた僕は
警官の腰に下がってるのが、チーフス
と同じくらいの大きさのニューナンブ
ということくらいは知識があって
皇居外周警備のお巡りさんの腰回りに
興味深々だったのだが、その中に明らか
にどでかいグリップの銃があって、
一体ありゃなんだ!?と混乱したものだ。

その後それが米軍からのお下がりで、
45口径を使うリボルバーだということ。
昔警視庁のお巡りさんは幹部以外みんな
これを使っていたと聞いて、俄然好きに
なったのだった。

うちには彼が2丁いる。



S&W M1917
一時期腰道具(お巡りさんの拳銃の隠語)
マニアだった僕はこの銃もお気に入りの
1つで、昔からコレクションしていた。
下は最近手に入れたタナカのHWMG、
上は社会人になった辺りに通っていた
新小岩のバクレツパイナップルで、常連
だったIさんのカスタムを購入したもの。
Iさんはその後新橋銃砲玩具店を開いた
方なので、まぁプロのカスタム屋さんと
お呼びして差し支えないだろう。



ベースはコクサイのハイパト。
コクサイはデザイン的に各パーツが
後ろのめりになっているが、これは
実銃のバランスを上手く表現してる。
さすがIさん。


シリンダー開機。
357MAGのチェンバーをさらって、
45ACPのダミーカートが装填出来る。
これだけでも相当な難工事だったろう。
そもそもコクサイのNフレームは実銃
に比べて少し小さめに作られているので
シリンダーいっぱいに広げられた.45の
チェンバーは大迫力だ。


ハンマーは金属パテを盛り付けて作成
されている。本来はもっと大ぶりな物
だったが、ハンマーを起こした時に
折れてしまったので、再接着する時に
実銃のバランスに近づくよう整形した。
塗装も落ちてるし再仕上げするかなぁ。


トリガーガードは整形されていたものの
形状に納得が行かなかったのと、不注意
で机から落下させてしまった際に接合部
にヒビが入ったため、一度取り外して
整形し再接着した。


フレーム。サブシャーシ固定用のネジは
埋められている。サムピースはオリジナル
を整形したもののようだ。


グリップは手作りとのこと。堅そうな木で
出来ていて、触った感じも悪くない。
プラだけでなく、木の加工センスも
素晴らしい。


スラリと伸びた美しいバレル。
ハイパトのバレルにガバのバレルを
継いでいるのだとか。ほぼ接合部が
わからないのもさすがの出来。


ハイパトのバレルリブにはウエイトが
入っており、それを切除するのは
かなり大変な作業なはずだが、実際の
バレルを見るにその大工事の痕跡はなく
美しいテーパーが表現されている。
エキストラクターロッドの頭はボール
ペンかなにかのパーツを使ったとのこと。


バレル正面。
本来のライフリングは5本だが、ガバ
のバレルなのでこれは6本。
やや華奢だが、大きなマズルに高い
フロントサイトが雰囲気を出している。


今見ても完成度は高い。
艶々なのも実銃の特性を表していて良い。
こんなの作れるなんて、やっぱ凄い
人だったんだなぁ。



片やタナカ。

もはや平成の傑作モデルガンと言っても
過言ではないタナカNフレームリボルバー
のメカを使ってるんだしそりゃリアルな
はず。
ハンマーの起角とフレームトップ後端の
形状だけが不満だが。


開機。こちらはリアルサイズで設計され
てるので、チェンバーがシリンダーに
比べて小さく、肉厚があるように感じる。


フレームのバランスもいい。フレーム
トップの後端がもっと丸ければなあ。


グリップはタナカ純正のウォールナット。
やや綺麗過ぎるので、いずれエイジング
するつもり。


バレル。
さすがにガバ用よりかは肉厚がある。
迫力あるなぁ。
タナカのNフレームはやはりマズルの
迫力が違う。コクサイのバレルを移植
した3インチを持ってるけど、なんか
前から見た時の迫力に欠けるんだよな。


実に美しい。あとはハンマーの起角が…。



形状はいいんだけどなぁ~。

時代も作られた経緯も全く異なるが
僕はどちらも好きだ。
これからも2挺ともに育てていきたいと思う。
まずはコクサイカスタムの再仕上げと
タナカのブルーイングかなぁ。  

Posted by アリ at 11:50Comments(2)Toygun

2019年06月17日

25オートの木グリ

そういや少し前、秋葉の大雄に
行った時にグリップを手に入れ
てたんだった。


大概25オート用というとメダリオン
が入っているものをよく目にするが
これは珍しくフルチェッカーなのだ。





なんとなく印象変わるなあ。



こんなのもあるから、いずれHW
手に入れて、ブルーイングして
刻印入れ直して取り付けてみたいな。  

Posted by アリ at 20:07Comments(0)Stock

2019年06月14日

レストア ~おまけ~

ブラウニングを綺麗にしてニヤニヤ
しながら晩酌していたら、なんだか
楽しくなってきてしまった。


ラックに並んでいた、これまた埃を
被ったローマンを取り出し、手入れ
を始めてしまう(笑)。

こちらは埃を被って汚れていただけ
なのでそれほど時間はかからない。


ピッカピカになった!
気持ちいいなぁ。

やっぱり「あぶない刑事」のサントラ
聴きながら作業すると捗るね♪  

Posted by アリ at 18:14Comments(0)Toy gun customize

2019年06月13日

レストア ~ブラウニングM1910~


とあるツイートするのにてっぽうを
引っ張り出して積み上げていたら
ふと1挺のオートに目が止まった。



マルシンのブラウニングM1910
昔の刑事さんや探偵御用達、
FN社の傑作オートマチックだ。
WWⅠを引き起こした銃としても
名高い。

しかしうちの子はそんな栄光ある
実銃の歴史とはほど遠く、薄汚れて
我が家のいくつかあるガンケースの
隅の方に忘れられていた。たしか
オクかガンショーで買ったのだが
それすら記憶がない。


スライド右側にはざっくりと大きな
引っ掻き傷が入ってしまっている。
社会人になったばかりの頃、手持ちの
銃の管理がかなり大雑把になっていた
時期があって、恐らくその頃に他の
銃と接触してこうなったのだろう。


フレームの細かいところにはびっしり
埃が詰まってしまっている。黄色い
のはどうやら古いグリスかなにかで、
それに埃が付着して固まってしまった
らしい。



個体自体はプルーフマークまでフル刻印
されたマルシンの初期モデル。これは
大変勿体ない。まとまった休みで少し
ゴロゴロしすぎた。センチも金属パテが
届かないと進められないし、今日は
この子をレストアすることにしよう。


分解してみる。やはりそこら中に黄色い
グリスが固着している。スライド引いても
もっさりとした動きで全然閉鎖しない。
この辺りをなんとかするか。

とその前に

傷の入ったスライドに

黒い瞬着を盛っておく。



細かい隙間にまで入り込んだ埃や
汚れを丁寧に取り除いていく。


スライドの刻印にコンパウンド?の
カスが入り込んでいたのを歯ブラシで
こそぎ落とす。



ベッタベタだったファイアリングピンも
オイルを着けて拭ってやればこの通り。

あらかた綺麗になったらスライドに
着手する。盛った瞬着を削り落とすと
400番から順に磨きあげていく。



800番


1500番


2000番


思ったより光沢が出ないので新兵器。
サランラップにコンパウンドを着け
磨いてみる。


大分艶が出た。

一見わからないと思うがうっすら傷痕
が見える。


組み立てて完成♪



かなり綺麗になった。
これなら誰に見せても恥ずかしくない。
コレクションが増えるとついつい
好きな銃ばかりいじってしまうが、
こうやってたまには手入れをして
あげないと持ち主としてはダメだねぇ。  

Posted by アリ at 18:29Comments(0)Toy gun customize

2019年06月09日

アップデートな日曜




珍しく2連休だというのに、やること
と言えばソファーでゴロゴロするだけ
なんて生産性のない過ごし方を1日半
していたのだが、さすがにマズイと
思って手を動かすことにした。

ニッケルセンチにスピーゲルグリップ
用の穴を開けてやったり、



こないだ失敗したブーマーの刻印消し
をしてみたり、



そしたらなんか勢いがついてしまって


気がついたらバレルを切り落としてた。

また生首が増える!!!…でも大丈夫。
代わりに残ってたバレルをすげ替える。





さしおりバレルだけ。
銀のボディにローズウッドのバジャー
グリップが映える。

急ぎすぎか、いや、反省はしているが
後悔はしていない。
次はセンチフレームへの移行だ!  

Posted by アリ at 16:51Comments(0)StockToy gun customizeS&W M640-1

2019年06月05日

刻印

357 センチの前にやることがあった。

先日こんなものを買い入れて


これを使って、今はのっぺらぼうな
ブーマーなどのバレル刻印を入れて
みようと企んだのだ。

以前作っておいた、刻印をデータに
して印刷したものを貼り付ける。


慎重に貼り付けたら、今度はミシン
針をピンバイスに取り付けて、針で
刻印データの線の真ん中をツンツン
ついて穴を開けていく。


途中まで行ったとこ。


一通り打ったとこでデータの紙を
めくると…。


うわやっぱり最初の方曲がってるよ。
こりゃやり直しだ。44とかは上手く
行ったんだけどなぁ。

堀方もコツがありそう。なんとなく
最後の方はコツを掴んだ気がする。

一旦埋めて、改めて掘り直すとしよう。  

Posted by アリ at 16:04Comments(0)Charter arms BOOMER