2019年12月19日
image

Smith & Wesson Model 29
(with combat stock)

STURM RUGER Super blackhawk old model
(with HOGUE rubber grip)

Charter arms Boomer
(with original rubber grip)

Smith & Wesson Model 60
(with ivory like grip)

Smith & Wesson M&P 340
(with original rubber grip)

High standard Model D-100
(with custom rosewood stock)
たまにはこんなのもね。
(拙画像失礼!)
2019年08月14日
お出かけ
これからお出かけ
気分的にDEA系のアンダーカバーなのだが
(というかこっちにバッジ3種類しかない)
合わせるコーデはなにが良いだろう?
パンチの効いたブーマーか

小さくてもパワフルなマグナムセンチか

こんなことで小さく悩むのも楽しみのうち
気分的にDEA系のアンダーカバーなのだが
(というかこっちにバッジ3種類しかない)
合わせるコーデはなにが良いだろう?
パンチの効いたブーマーか

小さくてもパワフルなマグナムセンチか

こんなことで小さく悩むのも楽しみのうち
2014年03月31日
Victory Show
土曜の晩からマイミクさんがお子さんと合同誕生日会を開いてくれるというので
えっちらおっちら東京に向かった。
BACK-UPでまた面白い話をしたり、マイミクさんとこのコレクションで目を保養したり
最後は泊めてまでいただいて、昼前くらいにお暇することにした。
日曜には浜松町でヴィクトリーショーをやっていると聞いていた。
正直ミリタリー物には(J隊も含めて)興味はないので(笑)、
唯一(とその時は思っていた)ポリス系の店を出しているKENTさんのお店と
マイミクであるとっち〜さんのところに挨拶だけして帰ろうと考えていた。
会場はすんごい人だった。

開場からだいぶ経っているというのに物凄い人がひしめき合っている。
っていうか雨が降っている表に比べて確実に数度は温度が高い。
さらに湿度もだ。
人混みをかき分けるようにしてとっち〜さんのブースへ行ってご挨拶。
とっち〜さんのところではパトレイバーの特車二課整備班のツナギがカッコよかった。
車検整備の時に着て、油染みでも出来たらかなりいいだろう。
続いてKENTさんのお店へ。
いつもよりバッジの販売は少なかったが、以前公開されていたNYコレクション
(ウォーターフロントコミッションポリスのディテクティヴは眼福だった)が展示してあり
その他ミュージアムクオリティのLAPDリプロ(ザマロのバッジか?)や、
NYPDのバッジをナンバー指定で注文が出来るということだった。
今回はDEAミュージアムで買ってきたというピンバッジを購入。

そういやここでO.C.D.E.タスクフォースのバッジを提げてDEAのレイドジャケット着ていた人がいた。
写真撮らせてもらえば良かったと、この後探すことに。
その後、すぐ横にもう1つポリス系のお店があるのを発見するも
ここもすごい人だかりだったので移動することにする。
ミリタリー系の店が集まる4階から、てっぽーを扱っているので18禁になっている5階へ。
ここで以前も気になったことがあるガレージキットのお店に引きつけられる。

スターム・ルガーのSP101だ。
実銃は357MAG、38SPL、22LRの3口径のバリエーションがある小型リボルバー。
スターム・ルガーらしい肉厚なフレームで357MAGの高圧に耐えうるゴツい奴だ。
シリンダーが振り出せるくらいで後は無稼働なのだが、プラ板の積層からこいつを作るとは
すごいセンスだ。欲しかったが持ち合わせがなかったので後日注文することに。
そのままフラフラしてるとウェスタン系のお店の前に可愛い展示物が。

本物のスタッグホーンを使ってSAAのグリップの形に整えたストラップ。
他にもマザーオブパールの物や、ワンピース型の物があった。
安くて可愛いので即座に購入。
さてさっきのタスクフォースバッジの人がいたら撮らせてもらおうかと思っていたら
目の前に気合の入ったNYPDの制服組が現れた。

サージ1名とオフィサー3人、装備といいかなりカッコいい。
っていうか右側のお2人は絶対NYにいるからw
撮影をお願いすると快く承諾してくれた。
いいな〜。前からID用に上着だけディテクティヴ装備揃えようか悩んでいたけど
こうやって着ている人を見るとそそられるものだ。
また4階に戻ってさっきのお店に行ってみる。
「黒兎や」さんというお店らしい。
これまた気合の入ったLAPDのサージたちと、本物にしか見えないCBPの女性オフィサーが
お店を切り盛りしているようだ。
お店の写真や店員さんの写真を撮りたいのだが、人がすごくて近寄れない。

仕方なく撤退したが、ツイッターでお友達になれたので次回はゆっくり見てみたい。
お店はネット販売などもやっているようだ。
黒兎や http://kurousa.ocnk.net
3階に降りると、同時開催のASGKの展示が行われている。
ここで気になっていたのは当然ブルドッグ。
幸いにも店長さん?からお話を伺えた。
小さい割になかなか重たくって、かなり期待できる。
やっぱり2丁買っちゃおうかな〜。
結局あのタスクフォースの人は見つけられなかったが
得るものがとても多い1日だった。
少なくともどこかの入場料だけ高くてしょぼいイベントと違い、
500円でその10倍くらいの満足を得ることが出来た。
次回はスーツ着てそれなりの装備で来ることにしよう。
えっちらおっちら東京に向かった。
BACK-UPでまた面白い話をしたり、マイミクさんとこのコレクションで目を保養したり
最後は泊めてまでいただいて、昼前くらいにお暇することにした。
日曜には浜松町でヴィクトリーショーをやっていると聞いていた。
正直ミリタリー物には(J隊も含めて)興味はないので(笑)、
唯一(とその時は思っていた)ポリス系の店を出しているKENTさんのお店と
マイミクであるとっち〜さんのところに挨拶だけして帰ろうと考えていた。
会場はすんごい人だった。

開場からだいぶ経っているというのに物凄い人がひしめき合っている。
っていうか雨が降っている表に比べて確実に数度は温度が高い。
さらに湿度もだ。
人混みをかき分けるようにしてとっち〜さんのブースへ行ってご挨拶。
とっち〜さんのところではパトレイバーの特車二課整備班のツナギがカッコよかった。
車検整備の時に着て、油染みでも出来たらかなりいいだろう。
続いてKENTさんのお店へ。
いつもよりバッジの販売は少なかったが、以前公開されていたNYコレクション
(ウォーターフロントコミッションポリスのディテクティヴは眼福だった)が展示してあり
その他ミュージアムクオリティのLAPDリプロ(ザマロのバッジか?)や、
NYPDのバッジをナンバー指定で注文が出来るということだった。
今回はDEAミュージアムで買ってきたというピンバッジを購入。

そういやここでO.C.D.E.タスクフォースのバッジを提げてDEAのレイドジャケット着ていた人がいた。
写真撮らせてもらえば良かったと、この後探すことに。
その後、すぐ横にもう1つポリス系のお店があるのを発見するも
ここもすごい人だかりだったので移動することにする。
ミリタリー系の店が集まる4階から、てっぽーを扱っているので18禁になっている5階へ。
ここで以前も気になったことがあるガレージキットのお店に引きつけられる。

スターム・ルガーのSP101だ。
実銃は357MAG、38SPL、22LRの3口径のバリエーションがある小型リボルバー。
スターム・ルガーらしい肉厚なフレームで357MAGの高圧に耐えうるゴツい奴だ。
シリンダーが振り出せるくらいで後は無稼働なのだが、プラ板の積層からこいつを作るとは
すごいセンスだ。欲しかったが持ち合わせがなかったので後日注文することに。
そのままフラフラしてるとウェスタン系のお店の前に可愛い展示物が。

本物のスタッグホーンを使ってSAAのグリップの形に整えたストラップ。
他にもマザーオブパールの物や、ワンピース型の物があった。
安くて可愛いので即座に購入。
さてさっきのタスクフォースバッジの人がいたら撮らせてもらおうかと思っていたら
目の前に気合の入ったNYPDの制服組が現れた。

サージ1名とオフィサー3人、装備といいかなりカッコいい。
っていうか右側のお2人は絶対NYにいるからw
撮影をお願いすると快く承諾してくれた。
いいな〜。前からID用に上着だけディテクティヴ装備揃えようか悩んでいたけど
こうやって着ている人を見るとそそられるものだ。
また4階に戻ってさっきのお店に行ってみる。
「黒兎や」さんというお店らしい。
これまた気合の入ったLAPDのサージたちと、本物にしか見えないCBPの女性オフィサーが
お店を切り盛りしているようだ。
お店の写真や店員さんの写真を撮りたいのだが、人がすごくて近寄れない。

仕方なく撤退したが、ツイッターでお友達になれたので次回はゆっくり見てみたい。
お店はネット販売などもやっているようだ。
黒兎や http://kurousa.ocnk.net
3階に降りると、同時開催のASGKの展示が行われている。
ここで気になっていたのは当然ブルドッグ。
幸いにも店長さん?からお話を伺えた。
小さい割になかなか重たくって、かなり期待できる。
やっぱり2丁買っちゃおうかな〜。
結局あのタスクフォースの人は見つけられなかったが
得るものがとても多い1日だった。
少なくともどこかの入場料だけ高くてしょぼいイベントと違い、
500円でその10倍くらいの満足を得ることが出来た。
次回はスーツ着てそれなりの装備で来ることにしよう。
2014年02月04日
collect
アメリカの法執行機関のバッジを集めるようになって、
気がつけば8年の年月が経とうとしている。
元々日本の法執行機関に興味があってそれなりに蒐集品もあった自分が
180度転換してあちらに目を向けたのは、
とあるコミュニティの影響が大きいことは間違いない。
そしてまた紆余曲折があってもまだ続いているのは
知識やコレクションをひけらかすでも自慢するでもなく
ただ同じ趣味を持つというだけで適時適切なアドバイスをくれた
友人であり先達たちのおかげであることも。
この趣味を始めてすぐ、手に入れたバッジがあった。

言わずと知れたニューヨーク市警のディテクティブランク。
ヤフオクの警察グッズカテゴリにポツンと出品されていた。
今よりかはマシなバッジの出品があり値段もそこそこだった当時のヤフオクでも
格安と言える額だった。
直前に同じニューヨークのハウジングオーソリティポリスのディテクティブランクを
落札しそこねていた自分がダメ元で入札をかけると
まるで待ってくれていたかのようにこのバッジは僕のものになった。
出品者さんは「大切にしてくれそうな人にお譲り出来て嬉しい。よろしくお願いします。」
とのコメントを寄せてくれた。
直後に友人から聞いたのが、ハウジングオーソリティは数年前に市警に統合されたこと、
そして手に入れたバッジはかなり出来の良いものだということだった。
あそこでハウジングオーソリティを落としていたら。
この趣味は続いていたのだろうか。
その少し後、友人経由で手に入れたバッジがある。

DEA・NYタスクフォースバッジ。
この手のバッジが存在することはそれまでの学習で知っていた。
ニューヨークは市警の印象が強いせいか、他の機関も似たデザインにすることや
ナンバーパネルに「DEA」と入っているのは市警刑事互助組合のもので
麻薬取締局とはまったく関係ないことも。
↓これね

(これ、未だに国内で素知らぬ顔で販売してる業者がいる、「NY麻薬取締局」とか言って)
ちょっと分厚くて重たいバッジだったが、連邦機関とのタスクフォースバッジというだけで
テンションが上がった。
当然ホンモノだなんて思ってなかったし、雰囲気だけ楽しめればお買い得というものだ。
数年前の暮れ、某所でとあるバッジを見せてもらった。
一緒に見せてもらった他のDEAタスクフォースと違い、明らかに使ったが故の傷があり
そして今までネットなどで見てきたバッジとは明らかに違うセンターシールを持つそれは

DEA・NYタスクフォースのバッジだった。
両手の指分の価格に大いに悩んだが、友人の後押しもあって手に入れることが出来た。
あの頃の自分は、まさかタスクフォースのイシューバッジなど手に入れられるだなんて
想像すらしていなかったに違いない。
同じように、あの頃友人の伝手で手に入れたバッジ。

今見ても、鷲の頭は鳩みたいだけど他はまあまあの出来だし、ちゃんとハードエナメル。
今どき巷に溢れかえっている、

とか

の酷いチープレプリカに比べれば全然カッコ良…かったのたが裏のクリップが折れてしまった。
DEAのバッジが欲しい、それも出来たらちゃんとした奴!
と、ここでも友人が助けてくれた。
ヨーロッパのコレクターさんと交渉してくれてセカンドバッジを手に入れることに。

DEAについて、白頭鷲の顔やら羽の盛り上がりやら2ピース構造やら
センターシールのフォントやらテクスチャやら色々なことを先達たちから勉強してきたからこそ
セカンドとは言え実物を手に入れられたのだろう。
趣味のものというのは目利きも大事だけど、それよりもなによりも
同じ趣味を一緒に楽しめる人間関係こそが一番大切なのだなと今、強く感じる。
気がつけば8年の年月が経とうとしている。
元々日本の法執行機関に興味があってそれなりに蒐集品もあった自分が
180度転換してあちらに目を向けたのは、
とあるコミュニティの影響が大きいことは間違いない。
そしてまた紆余曲折があってもまだ続いているのは
知識やコレクションをひけらかすでも自慢するでもなく
ただ同じ趣味を持つというだけで適時適切なアドバイスをくれた
友人であり先達たちのおかげであることも。
この趣味を始めてすぐ、手に入れたバッジがあった。

言わずと知れたニューヨーク市警のディテクティブランク。
ヤフオクの警察グッズカテゴリにポツンと出品されていた。
今よりかはマシなバッジの出品があり値段もそこそこだった当時のヤフオクでも
格安と言える額だった。
直前に同じニューヨークのハウジングオーソリティポリスのディテクティブランクを
落札しそこねていた自分がダメ元で入札をかけると
まるで待ってくれていたかのようにこのバッジは僕のものになった。
出品者さんは「大切にしてくれそうな人にお譲り出来て嬉しい。よろしくお願いします。」
とのコメントを寄せてくれた。
直後に友人から聞いたのが、ハウジングオーソリティは数年前に市警に統合されたこと、
そして手に入れたバッジはかなり出来の良いものだということだった。
あそこでハウジングオーソリティを落としていたら。
この趣味は続いていたのだろうか。
その少し後、友人経由で手に入れたバッジがある。

DEA・NYタスクフォースバッジ。
この手のバッジが存在することはそれまでの学習で知っていた。
ニューヨークは市警の印象が強いせいか、他の機関も似たデザインにすることや
ナンバーパネルに「DEA」と入っているのは市警刑事互助組合のもので
麻薬取締局とはまったく関係ないことも。
↓これね

(これ、未だに国内で素知らぬ顔で販売してる業者がいる、「NY麻薬取締局」とか言って)
ちょっと分厚くて重たいバッジだったが、連邦機関とのタスクフォースバッジというだけで
テンションが上がった。
当然ホンモノだなんて思ってなかったし、雰囲気だけ楽しめればお買い得というものだ。
数年前の暮れ、某所でとあるバッジを見せてもらった。
一緒に見せてもらった他のDEAタスクフォースと違い、明らかに使ったが故の傷があり
そして今までネットなどで見てきたバッジとは明らかに違うセンターシールを持つそれは

DEA・NYタスクフォースのバッジだった。
両手の指分の価格に大いに悩んだが、友人の後押しもあって手に入れることが出来た。
あの頃の自分は、まさかタスクフォースのイシューバッジなど手に入れられるだなんて
想像すらしていなかったに違いない。
同じように、あの頃友人の伝手で手に入れたバッジ。

今見ても、鷲の頭は鳩みたいだけど他はまあまあの出来だし、ちゃんとハードエナメル。
今どき巷に溢れかえっている、

とか

の酷いチープレプリカに比べれば全然カッコ良…かったのたが裏のクリップが折れてしまった。
DEAのバッジが欲しい、それも出来たらちゃんとした奴!
と、ここでも友人が助けてくれた。
ヨーロッパのコレクターさんと交渉してくれてセカンドバッジを手に入れることに。

DEAについて、白頭鷲の顔やら羽の盛り上がりやら2ピース構造やら
センターシールのフォントやらテクスチャやら色々なことを先達たちから勉強してきたからこそ
セカンドとは言え実物を手に入れられたのだろう。
趣味のものというのは目利きも大事だけど、それよりもなによりも
同じ趣味を一緒に楽しめる人間関係こそが一番大切なのだなと今、強く感じる。
2014年01月04日
”Witch city”
アメリカの警察バッジを集めるようになって早7年が過ぎた。
どこぞのお金持ちさんたちとは違って僕は貧乏な公僕なので
そう大したものも持たず、数も20個程度しか集めてはいないけど。
そんな中、実に無名な警察のバッジがなぜか2つある。
マサチューセッツの片田舎エセックス郡、ボストンから30分ほど北東にある小さな町。
バッジのデザインも古臭くって、決して格好のいいものではない。
マサチューセッツ州セイラム市警察バッジ

これはサージャントランク。
Facebookで知り合ったアメリカのコレクターの方からオファーがあった時、すぐにOKした。
セイラムという地名は他州にもいくつかあり、煙草で有名なウインストンセーラム市とかもあるのだが
このマサチューセッツのセイラムには個人的に思い入れがあったからだった。
セイラムには黒歴史がある。
セイラムの別名は”Witch city”、「魔女の街」。
この小さな街は、1692年に大規模な魔女裁判をやって無実の人々を何人も殺した過去を持つ。
アメリカ史では有名らしく、セイラム警察も魔女をあしらったパッチを着けていたりする。

まあそんなことはどうでも良く。
なんでこのセイラムに思い入れがあるかと言うと、大好きなSF小説家、H・P・ラブクラフトの書く
通称「クトゥルー神話シリーズ」に出てくる街「アーカム」のモデルとされているからだ。
小説によれば「アーカム」も過去に魔女裁判を行った暗い歴史があり、
また「アーカム」に所在し、物語にも関わる奇妙な魔術書などを所蔵するという「ミスカトニック大学」は
セイラムにある「セーラム州立大学」をモデルにしていると言われている。
そんな町の警察だもの、ラブクラフト好きとしては押さえておかないと!(笑)
で、その後某海外オークションでディテクティブランクも手に入れた。

実に独創的なデザインをしている。
マサチューセッツの警察は元々ラジエータースタイルというデザインを多用していたが
その影響が強く残っているように思う。なんとなく古代建築のような意匠にも見えるけど。
裏側

どちらも同じ、ではない。
サージャントランクの裏には、元の持ち主を示すイニシャルが入っている。
(これは譲ってくれたコレクター氏からの話)
ホールマークなどはないが、重厚な作りで恐らく実際に使われていたものだろう。
ところどころに残る細かい傷が使用感を醸し出す。
ディテクティブランクの裏はいたってシンプル。

ブラッキントンのホールマークが入っている。
最初はこんな小さな町のリプロなんて作っても仕方ないし、セカンドバッジかなにかかなと思ったが
実はセイラムは前述の魔女裁判の関係でアメリカ国内では名前が通っているらしく
もしかするとレプリカなのかもしれないと思う今日この頃(笑)
こんな小さな目立たない町のバッジなど、恐らく国内で持っているのは僕くらいなものだろう。
コレクターさんに見せても、きっと鼻で笑われてしまうに違いない。
でも僕にとっては思い入れのあるバッジ。
こいつを傍らに、今夜は久しぶりにラブクラフト全集でも開くことにしよう…。

どこぞのお金持ちさんたちとは違って僕は貧乏な公僕なので
そう大したものも持たず、数も20個程度しか集めてはいないけど。
そんな中、実に無名な警察のバッジがなぜか2つある。
マサチューセッツの片田舎エセックス郡、ボストンから30分ほど北東にある小さな町。
バッジのデザインも古臭くって、決して格好のいいものではない。
マサチューセッツ州セイラム市警察バッジ

これはサージャントランク。
Facebookで知り合ったアメリカのコレクターの方からオファーがあった時、すぐにOKした。
セイラムという地名は他州にもいくつかあり、煙草で有名なウインストンセーラム市とかもあるのだが
このマサチューセッツのセイラムには個人的に思い入れがあったからだった。
セイラムには黒歴史がある。
セイラムの別名は”Witch city”、「魔女の街」。
この小さな街は、1692年に大規模な魔女裁判をやって無実の人々を何人も殺した過去を持つ。
アメリカ史では有名らしく、セイラム警察も魔女をあしらったパッチを着けていたりする。

まあそんなことはどうでも良く。
なんでこのセイラムに思い入れがあるかと言うと、大好きなSF小説家、H・P・ラブクラフトの書く
通称「クトゥルー神話シリーズ」に出てくる街「アーカム」のモデルとされているからだ。
小説によれば「アーカム」も過去に魔女裁判を行った暗い歴史があり、
また「アーカム」に所在し、物語にも関わる奇妙な魔術書などを所蔵するという「ミスカトニック大学」は
セイラムにある「セーラム州立大学」をモデルにしていると言われている。
そんな町の警察だもの、ラブクラフト好きとしては押さえておかないと!(笑)
で、その後某海外オークションでディテクティブランクも手に入れた。
実に独創的なデザインをしている。
マサチューセッツの警察は元々ラジエータースタイルというデザインを多用していたが
その影響が強く残っているように思う。なんとなく古代建築のような意匠にも見えるけど。
裏側
どちらも同じ、ではない。
サージャントランクの裏には、元の持ち主を示すイニシャルが入っている。
(これは譲ってくれたコレクター氏からの話)
ホールマークなどはないが、重厚な作りで恐らく実際に使われていたものだろう。
ところどころに残る細かい傷が使用感を醸し出す。
ディテクティブランクの裏はいたってシンプル。
ブラッキントンのホールマークが入っている。
最初はこんな小さな町のリプロなんて作っても仕方ないし、セカンドバッジかなにかかなと思ったが
実はセイラムは前述の魔女裁判の関係でアメリカ国内では名前が通っているらしく
もしかするとレプリカなのかもしれないと思う今日この頃(笑)
こんな小さな目立たない町のバッジなど、恐らく国内で持っているのは僕くらいなものだろう。
コレクターさんに見せても、きっと鼻で笑われてしまうに違いない。
でも僕にとっては思い入れのあるバッジ。
こいつを傍らに、今夜は久しぶりにラブクラフト全集でも開くことにしよう…。

2013年12月23日
I‘m back.
ようやっとプライベートが落ち着いた。
少し趣味のためには不自由な環境にはなるけれど
またここに書くことが出来るようになって素直に嬉しく思う。
先日、連邦捜査局のリプロバッジを手に入れた。

リプロダクションとは「複製」の意。
連邦捜査局のリプロなんてたくさん出回っているように思えるが、
大概が粗悪なレプリカばかり。酷いのになるとサイズ自体違ったりする。
Yahooオクにも「オーセンティックフルサイズ」などの謳い文句で出ている奴だ。
しかしこれはちょっと違う。
ホンモノを型取りして作ったという正真正銘の「複製」なのだ。
確かに型取りしたものらしく、細かいディテールは潰れてしまっていたりする。

赤いのは撮影時に自分のシャツが移りこんでしまったため(汗)
しかし全体的なスタイルは素晴らしい。
シールドはマット仕上げだが縁と文字部分が光沢なのもオリジナルの特徴。
連邦捜査局が参考にしたというフィラデルフィア市警のバッジと並べてみる。

このフィラデルフィアはブラッキントン製のイシューバッジをこれまた型取りして作ったという”リプロ”
どちらもセカンドやレプリカに比して抜群に美しい。
連邦捜査局の捜査官は基本的にセカンドバッジというのは作れないんだそうで
これもまた、イシューバッジが世に出回らない理由の一つなのだろう。
それでも紛失は怖いわけで、捜査官たちはキーホルダーのリングを削り取り
それをバッジクリップに貼り付けてレイドバッジ代わりにしたりするらしい。
そのキーホルダーバッジと並べてみる。

キーホルダーバッジの方が若干小さいのがわかる。
あと、ホンモノとレプリカの一番大きな違いは鷲の羽根とシールドの間にある隙間の広さなんだとか。
ネットを調べてみると世に出回るレプリカは全てその隙間が広いことがわかる。
正直、連邦捜査局はアメリカンポリスムービーなどでも事件をかっさらってく嫌な奴として描かれるし
自分もバッジが欲しいと思ってこなかったけど、こうしていいバッジを手に入れると気分も変わる。
スーツ着るときにでも腰につけておきたくなる、そんなバッジだ。

(連邦捜査局の制式拳銃であるグロックと)
少し趣味のためには不自由な環境にはなるけれど
またここに書くことが出来るようになって素直に嬉しく思う。
先日、連邦捜査局のリプロバッジを手に入れた。

リプロダクションとは「複製」の意。
連邦捜査局のリプロなんてたくさん出回っているように思えるが、
大概が粗悪なレプリカばかり。酷いのになるとサイズ自体違ったりする。
Yahooオクにも「オーセンティックフルサイズ」などの謳い文句で出ている奴だ。
しかしこれはちょっと違う。
ホンモノを型取りして作ったという正真正銘の「複製」なのだ。
確かに型取りしたものらしく、細かいディテールは潰れてしまっていたりする。
赤いのは撮影時に自分のシャツが移りこんでしまったため(汗)
しかし全体的なスタイルは素晴らしい。
シールドはマット仕上げだが縁と文字部分が光沢なのもオリジナルの特徴。
連邦捜査局が参考にしたというフィラデルフィア市警のバッジと並べてみる。
このフィラデルフィアはブラッキントン製のイシューバッジをこれまた型取りして作ったという”リプロ”
どちらもセカンドやレプリカに比して抜群に美しい。
連邦捜査局の捜査官は基本的にセカンドバッジというのは作れないんだそうで
これもまた、イシューバッジが世に出回らない理由の一つなのだろう。
それでも紛失は怖いわけで、捜査官たちはキーホルダーのリングを削り取り
それをバッジクリップに貼り付けてレイドバッジ代わりにしたりするらしい。
そのキーホルダーバッジと並べてみる。
キーホルダーバッジの方が若干小さいのがわかる。
あと、ホンモノとレプリカの一番大きな違いは鷲の羽根とシールドの間にある隙間の広さなんだとか。
ネットを調べてみると世に出回るレプリカは全てその隙間が広いことがわかる。
正直、連邦捜査局はアメリカンポリスムービーなどでも事件をかっさらってく嫌な奴として描かれるし
自分もバッジが欲しいと思ってこなかったけど、こうしていいバッジを手に入れると気分も変わる。
スーツ着るときにでも腰につけておきたくなる、そんなバッジだ。
(連邦捜査局の制式拳銃であるグロックと)
2012年06月03日
AKER Badge Clip
先日、かなり出来のいいLAPD(ロスアンゼルス市警)のバッジを手に入れた。

とりあえずネットで手に入れたサファリランド製のベルトクリップに着けていたのだが


やはりなんというか、西海岸のバッジは茶色のクリップという(自分の中の)イメージが強すぎて
どうもしっくり来ず、悶々としていた。
精神衛生上よろしくないので、Back-Upに行ってきた。
買ったのはこれ。

ホルスターなどで有名なエイカー社のバッジクリップ、オーバルシールド用だ。
比較的明るめの茶色をしていて、自分のイメージに近い。

裏のクリップもバネが効いていて固定にまったく不安が無い。

着けた感じ。うんうん、やっぱこの色だよね。
AKERはオレンジカウンティのインベスティゲーターにも使っていた。

こちらはやや色が薄いかな。
茶色のクリップと金色のバッジの色合いがとても綺麗でお気に入りのバッジの一つだ。
まぁでも黒いクリップも嫌いじゃない。
アラスカ・アンカレッジ市警のバッジにはテックス・シューメイカー製の黒いクリップを使っている。

テックスのは頑丈なので安心感がある。
最近悩んでいるのがハワイ州保安官補のバッジ。
今はパーフェクトフィットの7ポイントを使っているのだが、なんか黒が合わない気がする。
かと言って茶色もなんか違うというか…。ハワイのバッジクリップって何色がいいんだろう?
これからも色々見ながら決めていくことにしよう。

とりあえずネットで手に入れたサファリランド製のベルトクリップに着けていたのだが

やはりなんというか、西海岸のバッジは茶色のクリップという(自分の中の)イメージが強すぎて
どうもしっくり来ず、悶々としていた。
精神衛生上よろしくないので、Back-Upに行ってきた。
買ったのはこれ。
ホルスターなどで有名なエイカー社のバッジクリップ、オーバルシールド用だ。
比較的明るめの茶色をしていて、自分のイメージに近い。

裏のクリップもバネが効いていて固定にまったく不安が無い。

着けた感じ。うんうん、やっぱこの色だよね。
AKERはオレンジカウンティのインベスティゲーターにも使っていた。

こちらはやや色が薄いかな。
茶色のクリップと金色のバッジの色合いがとても綺麗でお気に入りのバッジの一つだ。
まぁでも黒いクリップも嫌いじゃない。
アラスカ・アンカレッジ市警のバッジにはテックス・シューメイカー製の黒いクリップを使っている。

テックスのは頑丈なので安心感がある。
最近悩んでいるのがハワイ州保安官補のバッジ。
今はパーフェクトフィットの7ポイントを使っているのだが、なんか黒が合わない気がする。
かと言って茶色もなんか違うというか…。ハワイのバッジクリップって何色がいいんだろう?
これからも色々見ながら決めていくことにしよう。
2012年05月13日
Teardrop
パーフェクトフィット社のバッジクリップを手に入れた。
リセス(縁)の無い汎用型のクリップで、一応ティアドロップ型のバッジ用だ。

でも取り付けるのはNYPDのデティクティブ。
色々資料を見ていると、とかくNYの刑事たちはバッジに対して無頓着というか
実に無造作に身に着けている人が多い。
全然形の違うバッジホルダーにつけるなんて朝飯前、襟元に逆さにつけてみたり、
バッジ単体をあの大きな安全ピンでボタンホールからぶら下げたり色々だ。
で特に多いティアドロップ型のクリップにつけるのを再現するために
このクリップを手に入れたというわけだ。
本当はJ-PEEのクリップが良かったのだが仕方ない。
これでまたNYPDのデティクティブを持ち歩くことが出来る。
たまにはグロックの整備でもするかな…。
リセス(縁)の無い汎用型のクリップで、一応ティアドロップ型のバッジ用だ。
でも取り付けるのはNYPDのデティクティブ。
色々資料を見ていると、とかくNYの刑事たちはバッジに対して無頓着というか
実に無造作に身に着けている人が多い。
全然形の違うバッジホルダーにつけるなんて朝飯前、襟元に逆さにつけてみたり、
バッジ単体をあの大きな安全ピンでボタンホールからぶら下げたり色々だ。
で特に多いティアドロップ型のクリップにつけるのを再現するために
このクリップを手に入れたというわけだ。
本当はJ-PEEのクリップが良かったのだが仕方ない。
これでまたNYPDのデティクティブを持ち歩くことが出来る。
たまにはグロックの整備でもするかな…。
2012年03月06日
MIAMI PD INVESTIGATIONS SERGEANT
マイアミ。
青い海、輝く太陽。ここは、フロリダ半島最大の都市。
キューバを、カリブを、そして南米を臨むアメリカ合衆国の南の玄関口。
豪華なヨット、高級レストラン。ここはアメリカの、いや世界最高の楽園。
しかし、この美しい街にももう一つの顔があった。
麻薬、武器、売春などの犯罪がうごめく。その凶悪な暴力犯罪組織に潜入し、敢然と立ち向かう命知らずの特捜刑事たち。
その名は…
言わずと知れた名作「マイアミバイス」のオープニングなわけだが、
マイアミと一口に言っても色々とある。
バイスたちが所属していたのはマイアミ市が属するデイドカウンティ(郡)の警察。
通常郡には保安官が置かれ、デイド郡のそれも保安官組織なのだが、
保安官=警察組織の長、保安官補=警察官も兼ねて警察としての業務も行っている。
それに対し、郡の中の市は別に市警察を持っている(財政により持っていないところも)。
映画「バッドボーイズ」で主人公たちが所属していたのはマイアミ市警察。
マイアミ市警は昔から丸いシールドにイーグルトップのバッジを使ってきていたが
最近捜査官用?だけなのかデザインの変わったバッジを見るようになってきた。
大手バッジクリップメーカーにカットがないことから、ローカルメイドのものなのかもしれない。

デザインはイーグルトップ・サンバースト。DEAでおなじみのスタイルだ。
このデザインはフロリダ州のロー・エンフォースメントやお隣のマイアミ・ビーチ警察にも採用されている。

イーグルの下にはランクパネル。このバッジはサージェントランクが表示されている。

サンバーストの中のサークルにはインフォメーションパネルが入っている。
INVESTIGATIONSということはマイアミ市警の中の捜査部門のためのバッジということか。
センターシールには市の紋章?なのかやしの木が綺麗なハードエナメルで入っている。
バッジはBlackinton製のようだ。

おなじみのHi-GLO刻印が入っている。
先述したように、このバッジにあうカットのバッジクリップは
ストロングにもパーフェクトフィットにも無いんだそうだ。
仕方ないのでカットの割りにクリップの大きいパーフェクトフィットのFBI用を手に入れた。

届いたのは以前と違ってバッジ収納部の面積が小さくなったクリップ。
測ってみたら一応バッジがギリギリ入る大きさだったのでこれを加工することにする。

上手くカット出来たかな?

ぴったりだ!
我が家の近くには真ん中にフェニックスが延々と並ぶ海沿いの国道が走る。
そんなとこを車で流す時に腰につけていたい、そんなバッジだ。
青い海、輝く太陽。ここは、フロリダ半島最大の都市。
キューバを、カリブを、そして南米を臨むアメリカ合衆国の南の玄関口。
豪華なヨット、高級レストラン。ここはアメリカの、いや世界最高の楽園。
しかし、この美しい街にももう一つの顔があった。
麻薬、武器、売春などの犯罪がうごめく。その凶悪な暴力犯罪組織に潜入し、敢然と立ち向かう命知らずの特捜刑事たち。
その名は…
言わずと知れた名作「マイアミバイス」のオープニングなわけだが、
マイアミと一口に言っても色々とある。
バイスたちが所属していたのはマイアミ市が属するデイドカウンティ(郡)の警察。
通常郡には保安官が置かれ、デイド郡のそれも保安官組織なのだが、
保安官=警察組織の長、保安官補=警察官も兼ねて警察としての業務も行っている。
それに対し、郡の中の市は別に市警察を持っている(財政により持っていないところも)。
映画「バッドボーイズ」で主人公たちが所属していたのはマイアミ市警察。
マイアミ市警は昔から丸いシールドにイーグルトップのバッジを使ってきていたが
最近捜査官用?だけなのかデザインの変わったバッジを見るようになってきた。
大手バッジクリップメーカーにカットがないことから、ローカルメイドのものなのかもしれない。
デザインはイーグルトップ・サンバースト。DEAでおなじみのスタイルだ。
このデザインはフロリダ州のロー・エンフォースメントやお隣のマイアミ・ビーチ警察にも採用されている。
イーグルの下にはランクパネル。このバッジはサージェントランクが表示されている。
サンバーストの中のサークルにはインフォメーションパネルが入っている。
INVESTIGATIONSということはマイアミ市警の中の捜査部門のためのバッジということか。
センターシールには市の紋章?なのかやしの木が綺麗なハードエナメルで入っている。
バッジはBlackinton製のようだ。
おなじみのHi-GLO刻印が入っている。
先述したように、このバッジにあうカットのバッジクリップは
ストロングにもパーフェクトフィットにも無いんだそうだ。
仕方ないのでカットの割りにクリップの大きいパーフェクトフィットのFBI用を手に入れた。
届いたのは以前と違ってバッジ収納部の面積が小さくなったクリップ。
測ってみたら一応バッジがギリギリ入る大きさだったのでこれを加工することにする。
上手くカット出来たかな?
ぴったりだ!
我が家の近くには真ん中にフェニックスが延々と並ぶ海沿いの国道が走る。
そんなとこを車で流す時に腰につけていたい、そんなバッジだ。