2020年01月19日

軍用コルト

年末、わが家にコルトがやってきた。
軍用コルト

オクで手に入れた「エラン」のガバ。
僕みたいな貧乏兵士のサラリーでは
とても新品は買うことが出来ない、
故にオクで中古を探していたのだが、
たまたま諭吉さん5人くらいで出品されて
いたガバが、あまり競ることもなく落ち、
めでたく僕の物になったというわけだ。

しかしなんでみんな手を出さなかったんだろう?
不思議に思ってよく見ると、追加説明で
「これは六研設計、ジャックコヨーテ製造、
エランが販売したもの」というようなことが
書いてあった。
あれ?もしかしてブランド名だけのバッタもん!?
と焦って調べてみたが、どうもよくわからない。

実は僕は以前、2005モデルというM1911A1を
持っていたことがあって、
軍用コルト
その時に、それ以前にもM1911A1は作られたが
それはトリガーガードの厚みが薄いという特徴
があったことを聞いていた。
軍用コルト
軍用コルト
たしかに2005のトリガーガードは厚いなぁ。

じゃこれはその以前に出たと言うもの?
ジャックコヨーテってそもそもどんな人達?
色々調べるとほぼ情報が無い中で、
ジャックコヨーテクラフツがカスタムを
手掛ける人たちで、エラン以前の
六研製造ガバなどを作っていたらしい
という情報を見つけた。
というわけで設計は古いけど、別に
バッタもんとかではないらしい(笑)。

軍用コルト
いやぁ、でもやっぱ軍用コルトはいいなぁ。
僕がこの世界に入った頃はエアガンブームの
真っ盛り。モデルガンはどんどん市場から
姿を消していて、マルシンのM1911A1は
既に無く、MGCのGM5(シリーズ70)が
かろうじて残ってるくらい。
でも当時僕が大きな影響を受けていた、
映画やプロップの世界ではどちらかというと
軍用コルトの露出が多くて、BIGSHOTの
「その男凶暴につき」「ザ・ギャンブラー」
栩野さんの「ネオ・チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~」
などを見ていたから、GM5にコクサイの
固定ガスガンのミリガバのグリップを着けたり
サムセフティを整形して軍用に近付けたりと
色々やっていたほどだ。

つまり軍用コルトには思い入れがあるのである。

こういう剥げがまた雰囲気を出している。
軍用コルト
軍用コルト
めちゃくちゃ重たいし、かなりの高比重な
プラスチックを使っているようだが、その
含有された金属成分?のせいか、剥げたとこ
になんとなく銀色っぽい地肌が見えている。
おそらく複数のオーナーの手を渡ってきたと
思われるが、それがまた逆にこの子の味に
なっているから面白い。

そういえばこの子の出自でもうひとつ
手がかりらしきものを見つけた。
軍用コルト
ちょっと分かりづらいかな?
自然光ではなく、室内の照明で撮ると
軍用コルト
スライド前部と、スライドストップノッチの
周辺だけ、色が濃くなっているのがわかる。
これ、オリジナルの軍用コルトの特徴だとかで
スライドの強化のため、スライド前部と
ストップノッチの周辺に追加の焼き入れか
なにかをしているらしく、パーカー処理を
した時にこんな風に色の違いが出るんだそうな。
これを、2005以前のガバには施していたらしい
のだが、その後ストップノッチの方が省略?
されたとかで嘆いている記事を見付けたのだ。

と、いうことはこれはその2005年以前、
恐らく2003年くらいに発売されたものなの
かもしれない。(詳しい方教えてください)

いやぁすげー良く出来てる。
次回はバラしてみて、中の出来の良さも
見ていきたいと思う。
軍用コルト






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Posted by アリ at 09:03│Comments(0)Nest`s DiaryToygun
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