2019年10月14日

チーフススペシャルステンレス

チーフススペシャルは戦後日本において
なかなか知名度の高い銃ではないだろうか。
警察拳銃としてお巡りさんの腰にあるのを
見た世代もあるだろうし、ニューナンブの
デザインの元になったというのもある。
ドラマなどでもニューナンブ登場以前、
気の利いたエフェクト屋さんならローマン
じゃなくチーフスをデカに持たせてた。
露出の多い銃だったのだ。

モデルガンとしてもかなり早い段階でMGCが
チーフスを出していたし、モデル化したのも
思い付くだけでCMC、コクサイ、マルシン、
タナカと、金属・プラ合わせて結構な数だ。

僕も初めて入手したトイガンがマルシンの
ガスチーフスだったし色々縁がある。

先日、お友だちからモデルガン放出の
オファーがあり、手に入れた直後に丁度良い
タイミングでコクサイ製のM60のフレームを
見つけた話は先日書いた。

休みの合間、サクッと作業してみる。

チーフススペシャルステンレス
タァーッ!!
ピラニアソーで一気に切り落とす。

チーフススペシャルステンレス
チーフススペシャルステンレス
少しだけフレーム側を切って、バレル基部を
作る元になる余地を残しておく。

チーフススペシャルステンレス
インサートはまた利用するのできっちり
残してある。

チーフススペシャルステンレス
切り取ったバレルはマスキングテープで
養生して、フレームに嵌め込む部分を整形
してやる。

チーフススペシャルステンレス
基部の整形が出来たとこでタナカのバレルも
タァーッ!!
この切り出したバレルは後々メッキを剥離して
首なしになってるCMCベースのスクエアバット
フレームに移植する予定。

切った切断面やらそこに残ったバレル基部
の除去とか写真に撮ったはずだがどっかに
行っちゃったので(笑)、いきなり完成。


チーフススペシャルステンレス
メッキの色調もほぼ同じで、継いだとは
一見わからないと思う。
チーフススペシャルステンレス

ラバーグリップを着けてみる。
チーフススペシャルステンレス
チーフススペシャルステンレス
黒と銀の組み合わせもいいねぇ。

さしあたってSILEのスクエアバット化
木グリを着ける。それ以外のグリップはみな、
スクリュー位置が見事に合わないのだ。
チーフススペシャルステンレス

一見何をカスタムしたのかわからないだろうが
見る人が見れば何をベースに、何故そうしたのか
を考えてニヤリと笑ってしまうような、
そんなカスタムが出来上がった。

そのうち今はそのままのロッキングボルトを
リアル化してあげよう。




同じカテゴリー(S&W M60)の記事画像
次のネタ
同じカテゴリー(S&W M60)の記事
 次のネタ (2019-09-07 17:36)

Posted by アリ at 16:23│Comments(2)S&W M60
この記事へのコメント
お見事!
なかなかメッキ物の加工は勇気が出なくて二の足を踏んでしまいます。
削ってる縁がペリッと行ってしまわないかとか、他に傷つけたらどうしよう…とか。

そんなメッキ物はともかく(w)、そろそろ私もリボルバーに手をつけようかと思ってます!
Posted by あじゃあじゃ at 2019年10月14日 19:04
あじゃさまー!( ≧∀≦)ノ
コメントありがとうございます!!
どちらかというと自分のことより、あじゃさんたち先達がまた書いてくれることを願って書いている部分もあるのでコメントいただけるだけでも感動です!(ウルウル)

次回作、楽しみにしてますね!!
Posted by アリアリ at 2019年10月14日 23:14
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。