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Posted by ミリタリーブログ at

2020年05月13日

Protection shotgun

最近、MGCのレミントンM31ショットガンを
中古で入手した。大分前から1挺持っては
いるのだが、ストックとバレルをソウドオフ
してあったので、長い奴が欲しくなったのだ。

バレル延ばすだけなら簡単なのだが、理想は
「ゲッタウェイ」でマックィーンが使った
ような、マガジンチューブの真ん中あたりに
フォアエンドがくるタイプのショットガン。
M31のマガジンチューブ延長には、古いM97
ショットガンのマガジンチューブを流用する
のが一般的だが、今時そんな貴重なパーツ、
そうそう見付かるものでもない。チューブ
本体は同径のパイプを探すとしてパイプを
どうやってバレルに固定するかが長い間の
懸案事項だった。

ふと、長年塩漬けになっている、マルゼンの
ブルドッグカスタムを思い出した。あれの
パーツを流用出来まいか。引っ張り出して
色々見ていると、なんとなく閃くものがあった。
延ばすのではなく、ブルドッグ化する方が
比較的簡単なのではないか、と。

並べたとこ。

なんか上手く行きそうな気がしてきたw

でM31のバレルを切り詰めるか、バレルごと
すげ替えるかを考えていたら、バレル下部が
なんだかぐらぐらする。ちょっと爪の先で
ひっかけたらそのまま下に脱落した。

あー、なるほど。こうやってインサートを
入れてたのね。長いバレルを成型するのに、
インサートを鋳込むと上手くいかないのかも
しれない。昔、トビー門口氏が「丑三つの村」
の記事で『インサートが脱落して云々』と記述
していたのはこういうことだったのかと合点
する。


で覗いてみると、MGCが誇るチャンバーレス
構造の裏側が見える。

ふむふむ、ここでこう切れば安全対策のための
インサートはちゃんと残すことが出来るな。


ズバッ!!正直このままでもちゃんと機能を
果たせるあたり、さすがMGCだなと思う。
これにマルゼンのブルドッグバレルを被せる
ように加工していく。


マガジン固定をちゃんとやりたいので、
マガジンチューブはそのままマルゼンの物を
流用する。マルゼンのものはMGCに比べて
若干太く、また内径も狭いのでレシーバーに
収まるよう加工してやる。

それなりの形になってきた。

ポンプアクションのためのアクションバーが
MGCのものでもマルゼンのものでも少し
足りないので、金属で自作することにする。
真鍮板を買ってきてあてがうと…

なかなかいい感じだ。


真鍮板をあてがってネジ穴を開ける位置を
決める。真鍮板は加工性を考えて厚さ2mm
のものを買ってきたので、2枚重ねにして
それぞれをネジ止めすることにする。

タップを切って

ネジで止める。ネジの頭は裏側に隠れるし
先は切り飛ばして最終的に染めることにする。


フォアエンド部分は元々のアクションバーを
固定していた鉄ピンを流用する。いずれは
ネジを追加で立てるつもりだが、今のところ
作動には影響が無いようだ。

ボルトというかチェンバーカバー(笑)も、
4mmのタップを切ってしっかり固定した。


一応概成。フォアエンド部分の固定が不安
だが、ガチャガチャやっても全然ビクとも
しない。

さて、アクションバーを染めないとなぁ。
出来上がったらルトガー・ハウアーの
「ウォンテッド」ごっこが出来るかな?(笑)

  

Posted by アリ at 21:40Comments(0)Protection shotgun